トル丸です。
トルコリラ円(TRY/JPY)のスワップ投資を実践する中で、私が強く実感していることがあります。
それは、「マイルールを守って長期で保有し続ければ、建玉損益がマイナスでも総合評価(トータル収支)はしっかりとプラスになる」という事実です(※私の開始時期より)。
ここ数年、トルコリラは容赦のない下落トレンドが続いており、新しく買ったポジションも時間が経てば為替差損(含み損)を抱えるのが日常茶飯事です。
そんな過酷な相場環境において、「本当にスワップポイントだけで為替のマイナスを埋められるのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、私が2024年3月4日に運用を再開した際に購入し、今日まで約2年7ヶ月間、一度も決済もスワップ振替もせず熟成させ続けてきた「最古のポジション」を公開します。
2年7ヶ月放置した「初期ポジション」のリアルな収支
まずは、百聞は一見にしかずということで、私の口座の建玉照会画面(一番最初に購入したポジション一覧)をご覧ください↓↓

Xにも投稿しました。
2年7か月前からじっくりコトコト煮込んだトルコリラ軍団が今はこうです pic.twitter.com/KIvDE1rLiO
— トル丸🇹🇷トルコリラ スワップ (@torumaru_japan) October 31, 2026
この画像の一番下にあるポジションが、2024年3月4日に私がトルコリラスワップ投資を再開した「第一歩」の建玉です。
当時のレートは4.7円台後半。2026年10月現在の足元(3円台前半)から見れば、大幅に下落している状態です。
当然ながら、為替レートの差額である「建玉損益(赤字)」はすべてマイナスになっています。
しかし、その下にある「累計スワップ」の数字に注目してみてください。
① 2024年3月4日約定:21.0ロット(4.789円)
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建玉損益:-345,450円
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累計スワップ:+659,175円
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差引収支:+313,725円のプラス
② 2024年3月4日約定:41.0ロット(4.791円)
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建玉損益:-675,270円
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累計スワップ:+1,286,961円
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差引収支:+611,691円のプラス
③ 2024年3月4日約定:0.6ロット(4.791円)
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建玉損益:-9,882円
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累計スワップ:+18,833円
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差引収支:+8,951円のプラス
なお、0.1ロットは1,000通貨となります。私が利用している「みんなのFX」さんでは1,000通貨単位からポジションを持つことができます。
為替差損をスワップで巻き返す「スワップ勝ち」の状態
ご覧の通り、どのポジションも「積み上がった累計スワップが、為替の含み損の約2倍(ダブルスコア)」に達しています。
これが、スワップ投資界隈で俗に言われる「スワップ勝ち」のリアルな姿です。
2024年3月から今日まで、トルコリラ円のチャートはひたすら右肩下がりに下がり続けました。
もしこれが「為替差益だけを狙う通常のトレード」であれば、とっくに大失敗・損切りで終わっている局面です。
しかし、低レバレッジを徹底してロスカットを遠ざけ、毎日休まず付与される高金利スワップをただ受け取り続けた結果、為替の下落ダメージをスワップの蓄積スピードが完全に追い越し、プラス域へと突き抜けています。
寝かせれば寝かせるほど、スワップの防壁が厚くなり、負けにくくなる。
この2年7ヶ月の保有データは、その仕組みを雄弁に物語っています。
デイトレ勢から見れば地味でも、「完全放置」なら十分すぎる果実
2年7ヶ月という期間に対して、このプラス額をどう評価するかは人それぞれかもしれません。
毎日チャートに張り付き、機敏に売買を繰り返すデイトレーダーや、株式・暗号資産で短期の大きなボラティリティを狙う専業投資家の方々から見れば、「2年半以上かけてその程度の利益か」と小さく見えるはずです。
ですが、私にとってこの含み利益は「十分すぎるほどの成果」です。
なぜなら、この2年7ヶ月の間、私はこのポジションに対して「何一つ特別な作業をしていない」のはもちろん、「そもそも含み益も含み損も確定する気がない」からです。
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複雑なチャート分析に頭を悩ませることもない
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毎晩のアメリカや欧州の指標発表に怯えることもない
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注文ボタンを何度もポチポチ売買する必要もない
ただ一度ポジションを買い、口座と自分自身に頑丈な鍵をかけて放置していただけです。
日中の本業や日常生活に集中しながら、裏側でお金が勝手に働いてこの数字を叩き出してくれていると考えれば、これほど手離れが良く、自分にとって精神的に穏やかな投資手法はありません。
もし相場が反転したら?ダブルの威力と私のスタンス
ここでひとつ、夢のあるシナリオにも触れておきます。
もしも今後、長年にわたるトルコリラの下落トレンドが底を打ち、レートが上昇へ反転したらどうなるでしょうか。
そうなれば、
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すでに積み上がっている「スワップ利益」
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為替レートの上昇によって生まれる「建玉評価益(含み益)」
この2つが同時に手に入る「ダブルのプラス」へと転じ、まるで天国かと思えるほどの破壊力を持ったリターンが生まれます。
もちろん、だからといって「反転してくれ!」と淡い期待を抱いてソワソワするつもりはありません。
私のスローガンはどこまでも「上がってもよし、下がってもよし」です。
仮に今後レートが急上昇して大きな含み益が出たとしても、浮足立って全決済するようなことはせず、基本は「超長期・完全放置」の姿勢を貫くつもりです。
(※実際に目の前で数字が跳ね上がった際、少しだけ利確したくなる誘惑に駆られるかどうかは、その時になってみないと正直分かりませんが…)。
上がればラッキー、下がっても低レバレッジを守って淡々とスワップを回収するだけ。
このフラットな心構えこそが、自分に合った長期航海を続ける秘訣です。
まとめ:マイルールを守り抜き長期熟成へ
スワップ投資の真価は、数週間や数ヶ月といった短期では決して見えてきません。
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信頼できる口座で通貨を絞る
下落トレンドの中で含み損を抱えながら進む旅路は決して楽なことばかりではありませんが、マイルールを守って愚直に時間を味方につければ、今現在2026年10月末の3円台前半のレート水準ではスワップは為替のマイナスを追い抜いていきます。
これからも日々の値動きに一喜一憂せず、マイペースに長期熟成を続けていきます。















