トル丸です。
「トルコリラはどこまで下がる?」という疑問を持ったことがあるかもしれません。
もちろん私もあります。
これまでのように過去(史上)最安値を更新し続けるチャートを見れば、「どこまで下落するのか」「一寸先は闇なのか」と不安になるのは当然のことだと思います。
この記事を書いている2026年10月29日現在、実際にトルコリラ円(TRY/JPY)のスワップ投資を約2年8ヶ月(約3年弱)続けている私自身の見解と、この底知れぬ下落相場に対してどう戦略を立てて向き合っているのかについてお話しします。
結論:どこまで下がるかは「誰にもわからない」
もったいぶらずに結論から申し上げます。
トルコリラがいつまで下がるのか、どこが底なのかは「誰にもわかりません」。
「そんな無責任な」と思われるかもしれませんが、これが相場の絶対的な真実です。
トルコリラ円の歴史を振り返ると、
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1トルコリラ=100円の時代がありました
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50円、30円、20円、10円と節目を割り込み続けました
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2026年現在の足元では、ついに3円台前半(3.14円付近)という史上最安値圏を推移しています
かつて100円や50円だった時代からトルコリラは「超高金利通貨」として絶大な人気を誇り、一般的な銀行の窓口でも投資信託や外貨建て商品として大々的に顧客へ販売されてきました。
その当時、誰が「3円台まで下落する」と本気で予想できたでしょうか。
もし下落の底が事前にわかる人間がいるとすれば、100円の時点から全力でショート(売り)ポジションを保有し、今頃とてつもない大富豪になっているはずです。
あるいは最安値のタイミングを正確に見定められるのであれば、そこでロング(買い)を入れ、世界のトップディーラーとして名を馳せることでしょう。
為替がどちらに動くのか、いつ下落が止まるのかは誰にも言い当てることはできません。
未来を正確に予測できる人など、この世には存在しないのです。
「わからない」からこそ、短期予測を捨てて「時間を味方につける」
では、下落の終わりが誰にもわからない通貨に対して、私たちスワップ投資家はどう立ち向かうべきなのでしょうか。
私が出した答えは、「為替レートの予測を完全に捨て、時間を味方につける」ということです。
私は2024年3月、トルコリラ円が4円台強のタイミングから本格的に参入・再開し、現在は平均約定価格が4円を下回る水準で合計560ロットを保有しています。
ここで私が意識しているのは、「0円までの下落余地(値幅)」です。
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かつて20円〜30円だった時代は、ゼロになるまでに20円〜30円もの下落余地がありました。
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対して、現在の3円台であれば、最悪ゼロになったとしても残りの下落幅は最大で「3円ちょっと」しかありません。
下落の絶対的な値幅が小さくなっている今、無理なレバレッジをかけて短期的な利益を追うのではなく、「レバレッジ1.5倍水準以下での買い増し」というマイルールを徹底し、時間をかけて複利でポジションを育てています。
まずは「元金(自己資金)の回収」を最優先する
いつまで下がるかわからない相場だからこそ、私が運用上最も重視している目標があります。
それは、「口座に入れた自己資金(元金)の回収」です。
複利運用の効率だけを考えれば、毎日発生するスワップに一切手を付けず、口座残高とスワップを全額再投資に回し続けた方がポジションの増えるスピードは圧倒的に速くなります。
しかし、どこまで下がるか読めないトルコリラにおいて、全額を口座内にプールし続けるのはリスク管理の観点から得策ではないと判断しました。
そこで私は、毎月「トルコリラ給料日」と称して、発生したスワップを原資としながら元金から一部を確実に出金(回収)し、残りの決められた範囲内だけで翌月月初に買い増しを行うルールにしています。
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まずは自分が投じた自己資金をすべて手元に回収し切る
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元金の回収が完了すれば、その後に残ったポジションから生まれるスワップは、税金(20.315%)を引いたとしても「すべて実質的な利益」になる
この状態を作り出すことが、長期下落トレンドの中で精神的平穏を保ちながら勝ち逃げするための防壁になります。
2027年は2円台、1円台への下落もあるかもしれない
未来の相場について、私は極めて現実的(悲観的とも言えるフラットな目線)に構えています。
現在(2026年10月末)は3.14円付近の史上最安値圏ですが、「来年2027年にはさらに下落が進み、史上初の2円台、あるいは1円台に突入する可能性も十分にありえる」と考えています。
「いや、そんなに下がるわけがない」と希望的観測を持つことこそが一番危険です。
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もし2円台、1円台まで落ちてもロスカットされない維持率は確保できているか?
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最悪ゼロに近づいたとしても、自分の許容できる損失の範囲内に収まっているか、あるいは負けを納得できるか?
人によっては、為替の含み損以上に累計スワップが大きく貯まり、トータル収支がプラスになっている段階で「全決済(クローズ)して利益を確定させる」という選択を取る投資家もいるでしょう。それも立派な一つの戦略です。
しかし私の場合は、ポジションを手放すことなく、このまま持ち続ける方針です。
本日2026年10月29日の私のポジションです↓↓

建玉評価はマイナスですが、累計スワップがマイナス分を上回っている状態です。
今、全決済をすると405万円の利益が確定します。
仮にこの先、トルコリラ円が2円を割り込むような壊滅的な下落が訪れたとしても、それは自分が決めた「低レバレッジエントリー」「完全放置」「元金回収」というマイルールを貫いた上での結果です。
どのような結末になろうとも、自分の規律に従った結果であれば納得がいくと考えています。
(実際にはそうなってみないとわからないですし、そうなったらそうなったでかなり落ち込むとは思いますが、、、)
まとめ:どこまで下がるかわからないからこそ「自分のルール」を信じる
トルコリラはいつまで下がるのか?
その答えは誰にもわかりません。来年も再来年も、最安値を更新し続けているかもしれません。
だからこそ、相場の先行きを当てることにエネルギーを使うのではなく、「どこまで下がっても生き残れる資金管理(ディフェンシブ戦略)」と「着実な元金回収の仕組み」を整えることに目を向けます。
「上がってもよし、下がってもよし」です。
一寸先が闇かもしれない相場だからこそ、外の騒音に惑わされず、自分が決めたマイルールという手すりを握りしめて淡々と進んでいきます。















