トル丸です。
この記事を書いている2026年10月26日月曜日 現在、トルコリラ円(TRY/JPY)は3.14円付近まで下落している状況で、まさに「過去最安値・史上最安値」の水準で動いています。
チャートだけを見れば「どこまで下がるのか」「危険な通貨」と不安に感じる方も多いかもしれません。
しかし、長期スワップ運用を目的に続けている私にとって、この史上最安値という局面に対して「良いとも悪いとも思わない」というのが本音です。
今回は、トルコリラ円が史上(過去)最安値圏にある今、私がどのようなポジション状況にあり、一人のスワップ投資家として何を考えて相場に向き合っているのか、その思考とリスク管理ルールについて整理してお話しします。
現在のトルコリラ円ポジションとリアルな評価損益(2026年10月26日現在)
まず、現在の私のリアルな保有状況です↓

私がメインで利用している「みんなのFX」さんでは、トルコリラ円の通常のポジションとスワップ受取が多い「LIGHTペア」の2本立てで運用しています。
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トルコリラ円(LIGHTペア)
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保有数量:200ロット
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平均約定価格:3.62円
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建玉評価損益:約△96万円
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累計スワップ:約+227万円
- 約定評価損益:約+130万円
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トルコリラ円(通常ペア)
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保有数量:360ロット
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平均約定価格:4.02円
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建玉評価損益:約△318万円
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累計スワップ:約+577万円
- 約定評価損益:約+259万円
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合計ポジションは560ロット、運用期間は約2年8ヶ月(約3年弱)となります。
数字の通り、為替レートが3.14円まで下落しているため、建玉(保有ポジションそのもの)には合計で約414万円の大きな含み損(マイナス評価)が出ています。
しかし、毎日淡々と積み重なった累計スワップは合計で約804万円に達しています。
含み損をスワップの蓄積が大きく上回っているため、トータルの確定損益(口座残高+スワップ)としては約390万円のプラスという状態を保てています。
今、トルコリラ投資家は「全員が含み損」を抱えている
客観的な事実として、トルコリラ円が過去(史上)最安値を更新している以上、現在この通貨を保有している投資家は、ほぼ全員がポジションに含み損を抱えています。
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約1ヶ月前に3.3円付近で始めた人
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私のように約2年8ヶ月前(4円強)から始めた人
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5円、あるいはかつての10円・20円台から損切りせずに持ち続けている人
どのタイミングで参入した人であっても、買った瞬間よりもレートが下がっている以上、建玉評価損が出るのは相場の構造上当たり前のことです。
その中でトータル収支がプラスになっているかどうかは、「自分がいつ参入し、これまでどれだけのスワップを受け取ってきたか」という蓄積量の違いに過ぎません。
だからこそ、日々の為替レートの上下や一時的な含み損を気に病むこと自体、スワップ投資においてはあまり意味をなさないと考えています。
「上がろうが下がろうが、どちらでもいい」という境地
本音を言えば、自分が買ったレート付近で横ばいに推移してくれるのがスワップ運用としては最も平和です。
しかし、相場が上がるか下がるかどうかわからない以上、私は「どちらでも構わない」というスタンスを取っています。
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レートが上昇した場合: 建玉の含み損が減る(または含み益になる)だけでなく、トルコリラの日本円換算価値が上がるため、トルコ-日本の金利差が同じであれば、1日あたりに受け取れる円ベースのスワップ金額も増加します。もちろんプラスの展開です。
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レートが下落した場合(現在): 含み損は一時的に拡大しますが、その分「安く新たなポジションを買い増しできる」というメリットが生まれます。
無理に「10円まで跳ね上がってほしい」などと相場を期待することはありません。
上がればスワップ増と含み損解消を喜び、下がれば安値での買い増し機会と捉える。
相場に感情を左右されないこのフラットな目線こそが、長期投資でメンタルを消耗させないための防壁です。
史上(過去)最安値だからこそ取れる「レバレッジ1.5倍」
私が「レバレッジ1.5倍水準以内での買い増しルール」として貫いている背景には、現在のレートがすでに3円台前半まで落ちきっているという物理的な理由もあります。
極端な話ですが、通貨の価値がゼロを下回ることはありません。
かつて2018年のトルコショックの頃のように約20円だった時代は、最悪ゼロになるまでに約20円もの下落余地がありました。
対して、現在の3.14円であれば、どれだけ下がったとしても残りの下落幅は最大で「3.14円」しかありません。
もし今が20円の相場であれば、私は怖くてレバレッジ1.5倍水準での買い増しなど到底できません。
仮に参入するとしても「レバレッジ1倍(現物同等)」でしか手を出さないはずです。
「下落値幅がすでに小さくなっている」という事実があるからこそ、現在の3円台という史上最安値圏において、適度な安全マージンを持った1.5倍水準の買い増しルールが成り立っています。
含み損益は気にしない。「上がってもよし、下がってもよし」
最安値を更新したからといって、慌ててポジションを投げ売りしたり、逆に無謀なナンピン買いを仕掛けたりすることは一切ありません。
私がやるべきことは、これまで通り完全放置して何もしないこと、そして月1回のルールに沿って「レバレッジ1.5倍水準以内で淡々と買い増すこと」だけです。
- 含み益は気にしない、含み損も気にしない
- 上がってもよし、下がってもよし
市場がどれだけトルコリラ円最安値更新と騒ごうと、自分の決めたルールと「口座残高+スワップ」の数字だけを信じて、これからもこの長い航海を淡々と楽しんでいきます。














